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お船の勇姿 感激 松本・薄町町会が大改修 住民「来年こそ曳行」

「お船祭り」に合わせて須々岐水神社の境内に展示された薄町町会のお船

 松本市里山辺に農繁期の訪れを告げる須々岐水神社の春の例大祭「お船祭り」が4日、宵祭りを迎え、神社境内に宮元・薄町町会(上兼忠町会長)のお船(舞台)が展示された。昨年から157年ぶりの全面改修に臨み、すっかりきれいになって戻ってきたお船がお披露目され、住民たちが勇姿に見入っていた。

 新型コロナウイルスの影響で氏子各町会のお船の曳行が中止となり神事のみとなったのを受け、薄町町会で企画した。がたつきの補修や飾りの修復、漆の塗り直しが丁寧に施され、往年の美しさを取り戻したお船を、住民たちはじっくり眺め、写真を撮るなどしていた。地元の主婦(39)は「ぴかぴかになって帰ってきてすてき。見違えた」と喜んだ。令和の大修理実行委員長の小幡泰俊さん(65)は「来年のお船祭りでは大勢の人に曳行の勇姿を見てほしい」と願っていた。
 本祭の5日には、拝殿で神事や子供たちの舞の奉納などを行う。

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