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遅咲きの桜 新緑と共演 朝日の鑑賞会、樹木医が案内

新緑の中でシダレザクラが咲く中俣せせらぎ公園を歩く参加者

 朝日村観光協会は4日、村内で「ためになる桜の観賞会」を開いた。村内外から8人が参加して、樹木医の説明を聞きながら鎖川沿いの堤防や公園にある桜を見て歩き、遅咲きの花見を楽しんだ。

 村内有志による桜の里プロジェクトとの共催で、樹木医の佐々木辰弘さん(69)=西洗馬=が案内した。鎖川の針尾橋の上流には左岸に約200㍍にわたって八重桜の並木があり、大漁桜という種類であることや、接ぎ木した台木によって花の色合いが変わることなどを紹介した。
 参加者は熱心に聴き入り、松本市里山辺から近所の高齢者4人で参加した徳山信子さん(88)は「お見合いの時に八重桜の花の塩漬けを出すと結ばれるといって、縁起がいいんですよ」と花を見上げて目を細めていた。
 八重桜の並木の後は車でさらに上流部へ向かい、シダレザクラが咲く中俣せせらぎ公園を訪れた。佐々木さんは「ここは標高1000㍍近く、寒くて桜には過酷な環境。最初は育てるのは無理だと思っていた」などと話していた。

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