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ベートーベン 3密避け熱演 MMOが松本で演奏会

 ベートーベンの交響曲を全て演奏するプロジェクトを進める松本モーツァルト・オーケストラ(MMO)は2日、松本市音楽文化ホールで演奏会(市民タイムス特別協賛)を開いた。新型コロナウイルスの飛沫感染を防ぐため管楽器を省き、弦楽器のみの編成で交響曲第6番「田園」など4曲を披露した。

 コロナ禍で休止していたが、来場者数を制限して再開し、本年度1回目となった。芸術監督を務める横島勝人さんの指揮でモーツァルトやチャイコフスキーの曲も演奏し、約80人の来場者を魅了した。「田園」は第1楽章のみを奏でた。
 管楽器の音を弦楽器で表現し、来場者は普段とは異なる響きを満喫した。松本市惣社の小川宏さん(79)は、弦楽器のみの交響曲を聴き「初めての経験だったけれどとても良かった」と満足そうだった。アンコール曲の前には横島さんと出演者が肘でタッチを交わし、念願の再開を喜び合った。
 MMOはモーツァルトの交響曲に続き、ベートーベンの全交響曲を演奏する事業に取り組んでいる。10月17日には松本市蟻ケ崎3の深志教育会館で、本年度2回目の演奏会を予定し、ベートーベンの交響曲第7番を取り上げる。

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