地域の話題

2年ぶり上高地開山祭

青空の下、河童橋のたもとで行われた開山祭

 北アルプスに本格的な山岳観光シーズンの幕開けを告げる「上高地開山祭」(実行委員会主催)が27日、松本市安曇の景勝地・上高地で開かれた。昨年は新型コロナウイルス感染拡大で中止となったが、今年は規模を縮小して2年ぶりに開催し、地元関係者や観光客らが山の安全を祈った。

 上高地に奥社がある穂高神社(安曇野市)の神職が、河童橋のたもとで神事を執り行った。実行委員長で上高地町会長の小林清二さん(66)は、昨年の外出自粛や群発地震、豪雨による土砂崩落、小梨平キャンプ場のクマ被害などに触れ「多くの人が辛抱した年だった。来年こそ上高地らしい開山祭ができれば」と力を込めた。
 登山仲間と上高地を訪れた住山徳和さん(60)=松本市浅間温泉3=は「開山祭の日に来たのは初めて。徳沢の方まで歩いてみたい」と笑顔を見せていた。