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乗鞍岳春山バス試運転 今季運行29日から

 冬季閉鎖中の県道乗鞍岳線(松本市安曇)を走る「乗鞍岳春山バス」が、29日から今季の運行を始める。26日には試運転が行われ、地元の観光関係者や行政機関職員ら約30人が試乗した。昨季は新型コロナウイルスの影響で運行を中止しており、2年ぶりの運行へ向け安全確認をした。

 バスは乗鞍高原観光センターから位ケ原山荘(標高約2350メートル)まで約15キロの区間を走り、除雪作業の進み具合により、5月中旬ころから大雪渓肩の小屋口(標高約2600メートル)まで約5キロ延長する。期間は6月末までで、1日5往復する。市やアルピコ交通、のりくら観光協会が主体となり運行する。
 山荘までの道路わきにできた雪の壁は最大約5・5メートルで、例年より1メートルほど低いという。のりくら観光協会の宮下了一会長(61)は「新型コロナウイルスの影響もあり不安の中でのスタートだが、希望のある運行になれば。この時季ならではの乗鞍を楽しんでほしい」と話した。
 コロナ対策として空調で車内を換気し、乗車人数を制限する。料金は大人が往復3000円。問い合わせはアルピコ交通新島々営業所(電話0263・92・2511)へ。