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地域通訳が観光客接遇 協議会が養成講座開催へ

安曇野市地域通訳案内士養成講座のチラシ

 安曇野市は本年度から、通訳案内士法に基づいて自治体が独自に定める外国語ガイド資格「地域通訳案内士制度」を導入する。市や市観光協会、市商工会などでつくる市海外プロモーション協議会が養成講座を5月から開き、合格者に「安曇野市地域通訳案内士」の資格を与える。市町村の制度導入は県内で初めてで、英語で観光案内ができる人材を育成し、観光地としての魅力度を上げる。

 本年度の最重点化施策「観光振興」の一環で、事業費は約350万円を見込む。一部は国の地方創生推進交付金で賄う。
 講座は登山ガイド養成の「ハイキングガイドコース」と市街地ガイド養成の「シティーガイドコース」があり、国が定める指針に基づいたカリキュラムで行う。制度を導入している自治体は全国に40地域あるが、登山に特化した地域通訳案内士の養成は全国でも初めてだという。
 ハイキングコースは全10回、シティーコースは全5回で、現地実習のガイド訓練やツアー造成などに取り組む。合格者は市観光協会のホームページで紹介するなど活躍の場も充実させ、資格取得者向けのブラッシュアップ講座も開いていく。
 市海外プロモーション協議会は制度の導入を見据えて令和元年度から英語ガイドの養成講座を開き、これまでに登山ガイド4人、街歩きガイド5人が市観光協会の認定を受けた。市観光交流促進課の担当者は「アフターコロナを見据えた取り組み。語学力を生かしてチャレンジしてほしい」と呼び掛けている。
 申し込み締め切りは4月30日。申し込み条件や受講料、講座日程などの詳細は市や市観光協会のホームページで紹介している。問い合わせは市観光協会(電話0263・82・3133)へ。