政治・経済

生坂村議選9人立候補 20年ぶり選挙戦スタート

「ガンバロー」の掛け声で拳を突き上げ、必勝を祈願する支援者ら

 任期満了に伴う生坂村議会議員選挙(定数8)が20日に告示された。現職6人、新人3人の計9人が立候補し、24日まで5日間の選挙戦がスタートした。村議選は、平成17(2005)年から4回連続で無投票が続き、選挙戦が行われるのは平成13(2001)年以来、20年ぶり。議員のなり手不足解消を狙い、若手議員の報酬を引き上げる条例改正が行われてから初の選挙となり、選挙戦の行方に関心を寄せる村民が多い。

 各陣営は村民会館で立候補の届け出を済ませた後、選挙事務所を構える地元の集会所などで出陣式や出発式を開き、各候補者が第一声を上げた。初日は村内全域に選挙カーを走らせる陣営が多く、現職候補の1人は、教育や子育て環境の充実を訴えた。新人候補の1人は「皆さんのご支援を力に変えて、若い力で頑張っていく」と力を込め、遊説に繰り出した。
 人口約1700人余の山村で、人口減少や防災減災対策、地域産業の担い手確保といった地域課題を抱える。村内の50代男性は、今後の村づくりに関わる論戦に注目し「若手の出馬もあり、関心が高い」と話した。村に長く暮らす80代の女性は「村を元気づけてくれる候補を選びたい」と話した。
 議員報酬は55歳以下を対象に月額18万円から30万円に引き上げられ、今回の当選者から適用される。対象の候補は現職1人、新人2人。
 投票は25日で、即日開票される。19日現在の選挙人名簿登録者数は、1510人(男性751人、女性759人)。