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開智地区もっと元気に 「城町文庫」オープン

展示販売用の土間(手前)とコミュニティー空間(奥)がある「城町文庫」と藤木さん


 無料で展示や販売などができる土間と軒下のスペースと、有料のコミュニティー空間を併設した「信州松本 城町文庫」が、松本市開智1にオープンした。松本城と旧開智学校校舎という二つの国宝を結ぶ市道の中間にあり、城の北側エリアを活性化しようと、同市蟻ケ崎2の行政書士・藤木大介さん(39)が、妻の香代子さんと始めた。

 文庫(約30平方㍍)は市道に面した建物の1階にある。入り口付近の土間と軒下のスペースは無償で開放する。「毎日違う店が出ていたら面白い」と考え、小さなビジネスを始めたい人を応援することにした。アクセサリーや家具、陶芸、アンティーク品などを販売、展示ができる。出店者は商品に関連した本や自分の好きな本も持参して並べる。来店者と交流を深めるツールとして本を活用してもらおうという狙いだ。
 奥にあるコミュニティー空間は、来店者がくつろぎ、出店者と交流する場所で、こちらの利用は有料だ。文庫内には藤木さんが好きな城や洋館の本、城の模型も飾っている。
 藤木さんは地元出身で、文庫のすぐ北側にある開智小学校に通った。「近くに国宝の建築が二つもある場所は珍しい。にぎわいを創出したい」と考え、趣味で始めた。経費を抑えるため基本的に無人で運営している。21日にはチョークアートの体験イベントがある。
 文庫の問い合わせは電子メールで藤木さん(shiromachibunko@yahoo.co.jp)へ。