教育・子育て

高校1年生に伝統の洗礼 応援練習ピーク

応援団員に気合を入れられて練習に励む1年生(松本県ケ丘高校)

 松本地方の高校で生徒の応援練習がピークを迎えている。新入生の通過儀礼ともいえる恒例行事で、先輩たちの熱心な指導に真剣に向き合い、厳しい練習に取り組んでいる。各校が伝統の灯を絶やさないように願い、新型コロナウイルス感染拡大防止策を図りながら実施している。

 松本県ケ丘では19日、1年生325人の練習が4日間の日程で始まった。校庭に整列した1年生の前に学ランと高げた、はちまきを身に付けた応援団の3年生6人が大きな声を上げて姿を見せると、全員が緊張に包まれた。
 1年生は胸を張って声を振り絞り、校歌や応援歌「覇権の剣」など5曲の歌を響かせた。団員は険しい表情で1年生の間を歩き、姿勢や手振り、声の出し方を確認しながら「腹から声出せ」などと激励した。時間を短縮し、全員がマスクを着用して間隔を取っていた。
 新応援団長の3年・神戸春音さん(17)は「懸命に歌詞を覚え、真剣に応じてくれてうれしい。コロナ禍で時代が変化する中でも変わらない伝統の大切さを感じてもらえたら」と話した。
 同日は松本工業でも練習があった。松本深志は今月上・中旬に実施した。