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松本の中心市街地で和の世界楽しむイベント 能楽など上演 工芸品販売も

神楽殿で邦楽を奏でる出演者たち、大勢の聴衆が聞き入った

 松本市中心市街地で日本の伝統芸能や文化に親しむ催し「マツモトジャポニスム『春の御庭と春の路』」が18日、四柱神社と縄手通りで開かれた。神社境内の神楽殿で能楽、箏曲、日本舞踊などの芸能が披露されたほか、縄手通りで陶芸、漆芸、わら細工の実演販売などもあり、多くの来場者が和の世界を楽しんだ。

 伝統芸能の発表には能楽師や邦楽奏者、市内の教室に通う舞踊や邦楽の愛好家らが出演した。
 「生田流箏曲・地唄」のプログラムでは「春の海」や「越後獅子」、邦楽のメドレーなどが披露された。着物やはかま姿の出演者たちが神楽殿の舞台上から琴や尺八、三味線などを奏でると、みやびな音色が境内いっぱいに響き渡り、市内の女性(73)は「とてもいい。機会があればまた催してほしい」と話していた。長唄三味線や津軽三味線、子供舞踊などの発表もあった。
 神楽殿を活用した和の催しをと、ナワテ通り商業協同組合を中心につくる実行委員会が初めて企画した。