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発酵食品のまち魅力発信 木曽で蔵びらき・マルシェ盛況

 木曽町内の酒蔵やみそ蔵、多彩な店舗が酒やみそ、限定商品などを販売するイベント「春の蔵びらき・まちびらき」が17日、木曽町役場で開かれた。完成したばかりの新庁舎の軒先を借りて多彩な商品を並べ、「発酵食品のまち」を掲げる木曽町をPRした。

 例年は3蔵(七笑酒造、中善酒造店、小池糀店)が日程を合わせ各蔵で催す蔵開きイベントで、新型コロナウイルスの影響で2年ぶりの開催となる今年は初めて同じ会場に集まり、町内のパン店や菓子店7店舗による新企画「すきまマルシェ」と併催した。
 3蔵による日本酒や甘酒などのセット商品を販売したほか、マルシェ参加店もとっくり型のクッキーや酒かす入りの菓子、みそ味のラスクなど、ユニークな限定商品を並べた。
 新庁舎の見学会も兼ねた。25日投開票の参議院県区補欠選挙の期日前投票の会場でもあり、雨にも関わらず大勢の住民でにぎわった。この春、一家4人で町内に引っ越してきたばかりの宮下智康さん(30)は「町にどんなお店があるか分かり楽しい。住民が協力し合う横のつながりも強く感じられた」と感心していた。
 実行委員長を務める加藤晋悟さん(66)は「盛況でよかった」とほっとしつつ「今回をきっかけに、蔵開きとマルシェのつながりをより深め、『発酵のまち』の魅力を発信していきたい」と意欲を語った。