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松本・島立で市道新設工事 奈良井川西 5年開通目指す

舗装工事が行われた島立地区を通る市道の新設区間

 松本市が平成24(2012)年に着手した島立地区を南北に貫く市道の新設・改良工事の完成見通しが立たない状況が続いている。奈良井川に架かる両島橋西側の丁字交差点から月見橋付近までの1040メートル区間の市道工事で市は令和5年3月の開通を目指す。一部の舗装は済んだが今もバリケードで封鎖された状態が続き、用地買収がこれからの場所もあり、開通は当分先となりそうだ。

 幅15メートルの2車線道路を新設する工事で、総事業費は約13億6000万円となる。市建設課によると、現在まで工事は7割ほどが終了している。用地取得は90%以上が完了しているが一部の取得はこれからで、残りの3割の工事区間の着手は今年6月以降になる見通しだ。
 工事は北側から進み、半分近くの舗装工事を3月末で完了させたが、市建設課は「車両が進入すると住宅街での交通量が増えて危険になる」として部分開通は行わない方針だ。新設区間の近くに住む女性(80)は「舗装前は砂ぼこりが大変だったので舗装されて良かった」という。地元住民からは「南側へ行きやすくなるので早く開通させて」と要望する声が上がっている。
 事業は国の補助を受けて進めている。当初は令和4年3月の完成予定だったが、国からの補助金の関係で1年先送りした経緯がある。市建設課は「令和5年には工事が終えられるように国への補助を要望していく」と話している。

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