政治・経済

安曇野市長選まで半年 擁立具体化は6月以降か 現職去就未定で様子見続く 

 任期満了に伴う安曇野市長選挙(10月10日告示、17日投開票)まで半年となった。3期目の現職・宮澤宗弘氏(81)=豊科高家=は進退を表明しておらず、新人の擁立を目指す動きもあるが表立ってはいない。平成29(2017)年の前回選は7月以降に現新3人が相次いで出馬表明しており、今回も夏に向けて候補擁立の動きが加速しそうだ。

 宮澤市長は市民タイムスの取材に、現時点での進退について「白紙」と答えた。後援会などと相談したいものの、新型コロナウイルスの影響で役員会が開けず、進退表明の時期についても「まずは相談してから。スケジュールを言える段階にない」と明言を避けた。
 現市政に批判的な市民を中心に新人の擁立を目指す動きが複数あり、以前から名前が挙がる県幹部職員の出馬を望む声もある。前回選は7月中旬に宮澤氏が、8月中旬と9月下旬にそれぞれ新人1人が出馬を表明している。新人候補として名前が挙がる一人は、取材に「現職が(進退を)表明していない段階で(出馬の有無について)言える状況ではない」と答えた。
 現時点では現職の動向に注目が集まり、仮に引退する場合は後継者の擁立も予想される。宮澤氏の支持者の中には「(態度表明が遅くなるほど)4期目を目指すのでは」との見方が強まっている。一方、4期目を終える時に85歳となる年齢を踏まえ「引退する」との見方もある。
 市議会6月定例会が、進退表明の節目になると推察する声も聞かれる。市議の一人は「一般質問で進退についての質問が出ると思う。それにどのように答えるのか」と注目している。