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伝統つなぐ島内の鳥居火 2年ぶりに炎揺らす

たいまつの炎で山肌に鳥居の形を描いた鳥居火(14日午後8時ころ、松本市島内保育園近くから)

 松本平に春本番を告げる松本市島内の伝統行事「鳥居火」(市重要無形民俗文化財)が14日夜、城山公園近くの鳥居山斜面で行われた。地元の大宮・武宮両神社の氏子3町会(町、東方、北方)の新・旧氏子総代ら約20人が協力し、五穀豊穣や家内安全を願うたいまつの炎を揺らした。
 例年は16日にかけて、50人規模で3夜連続で行うが、新型コロナウイルスの影響で2年ぶりの奉納となった今年は1日のみとした。
 午後8時に、例年よりやや小さめな鳥居の形をしたたいまつの炎が静かに山肌を赤く照らし始めると、近隣住民が見入っていた。