地域の話題

四川乃華・山本経一さんレシピ本出版へ

 中国四川料理店の「四川乃華」などを統括するシセン(松本市双葉)の社長で、「現代の名工」でもある中華料理調理人・山本経一さん(66)はこの夏、レシピ本『信州発 おうち中華』を発刊しようと準備している。
 さまざまな農産物や山菜が手に入りやすい長野県の地の利を生かし「家庭でももっと中国料理を楽しんでほしい」と構想を練った。キュウリの中華ピクルス、野沢菜漬けの根菜炒め、生トウモロコシのスープ、ワラビや「松本一本ねぎ」を使った逸品など、特殊な調味料や道具を使わず短時間で完成させられる約60品を載せる。他の料理にも応用可能な肉やエビの下処理など、中国料理の基本技術の解説も盛り込む。
 不特定多数から少額の出資を募るクラウドファンディング「マクアケ」で資金を調達して、300冊を発刊する。出資は2300円から8000円までの1~5段階で受け付け、レシピ本を出資者への返礼品(2段階以上は返礼品の一部)とする。山本さんは「どれもおいしくて手軽にできる料理なので、多くの人に本をみて作ってもらえたらうれしい」という。