地域の話題

松山選手マスターズ初優勝 松本地方でも快挙に沸く

クラブをはじめとするゴルフ用品が並ぶ売り場。マスターズ開幕前後から商品への問い合わせが増えている(ゼビオ松本芳川店)

 男子ゴルフの松山英樹選手(29)が11日、米国で行われたメジャーツアー大会のマスターズ・トーナメントで、日本人男子初のメジャー制覇を成し遂げた。松本地方でも松山選手の快挙に喜びや賛辞の声が相次ぎ、ゴルフ熱の高まりへの期待も高まっている。

 「最後まで崩れず、首位を守りきった姿にプロのすごさを感じた」。5月から本格始動する、松本国際高校ゴルフ部の3年・山上悠翔部長(17)=松本市神田1=は登校時間ぎりぎりまで、テレビ中継でプレーを見守った。特に15番パー5の第2打を池に入れてからの修正力に注目。アプローチなどの小技を例に「最後まで丁寧に集中力を切らさなかった。見習いたい」と話した。
 松本市村井町北2のスーパースポーツゼビオ松本芳川店では、先週のマスターズ開幕前ころから松山選手が使用するメーカーと同じゴルフ用品の取り扱いの問い合わせがあったという。ゴルフ売り場を担当する髙橋亮介さん(48)は「最後までテレビから離れられず寝不足です」と苦笑する。新型コロナウイルス禍に大きく左右されない屋外スポーツの利点から販売増が期待できるとし、「松山選手の優勝に刺激を受け、ゴルフって面白いなと興味を持った人や女性客ら裾野を広く対応したい」と話す。
 松本浅間カントリークラブの望月勝治総支配人(52)は「明るいニュースを届けてくれた」と賛辞を惜しまない。日中、コースを巡っている時も松山選手の話題で持ちきりだったという。「競技に携わる者としてこれほどうれしいことはない。ジュニアから年長までの全てのプレーヤーに夢を見させてくれた」と話した。