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松本の4病院 菓子で応援 かけはしプロジェクト 経営者6人が寄付活動

励ましの贈り物を受け取る市立病院の医療従事者(右)

 新型コロナウイルスがいまだ猛威を振るう中、松本市内の企業経営者ら有志6人が、最前線で闘う医療従事者にスイーツと応援メッセージを添えた贈り物を届ける取り組みを始めた。3月から「かけはしプロジェクト」の名称で活動を始め、賛同する友人や顧客から寄付金を募り、コロナ患者を受け入れている市内四つの病院にエールを届けている。

 プロジェクトは旅行会社を営む岡澤雄社長(52)が2月、コロナ禍の医療現場で働く医師や看護師に感謝を伝えたい地域との懸け橋になることを目指して始めた。寄付金は3月1日から募り、12日現在で県内外の300人を超える協賛者から約140万円が集まった。
 贈り物は手に取って喜んでもらえる品を考えた。旅行気分を味わってもらいたい願いから鹿児島県のレアケーキ(5個入り1箱)を1人ずつに贈り、ファイルにまとめた協賛者や才教学園小中学校の子供たち計約370人が寄せた励ましのメッセージを添えた。
 12日はプロジェクトを代表して、岡澤代表と学習塾経営の和久井悟さん(48)の2人が市立病院と相澤病院を訪れた。市立病院の山名寿子看護部長は「子供や地域の声は励みになる」とほほ笑み、村上幸子医療技術部長は「心温まる思いを受け止めたい」と感謝した。
 贈り物は14日までにまつもと医療センターと松本協立病院にも届ける。岡澤代表は「医療従事者の皆さんが笑顔になることがゴール。感謝の気持ちを伝えたい人たちの受け皿になりたい」と話していた。