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コロナワクチン集団接種 松本市がシミュレーション

地元住民の協力を得て接種のシミュレーションを行う医師や看護師

 松本市は10日、新型コロナウイルスワクチンの集団接種を円滑に行うためのシミュレーションを北部保健センター(元町3)で行った。地元住民の協力を得て受け付けから接種、経過観察までの流れを確認し、5月上旬に始まる65歳以上の高齢者への接種に向けて課題を洗い出した。

 同日は城東地区の住民34人が接種を受ける役として参加した。医師と看護師のチームが、1人当たり3分を目安に、予診と、注射器を腕に当てる動作をして「しびれや痛みはないですか」などと声を掛けていた。社交ダンスサークルで活動している参加者の女性(74)は「なるべく早く注射を打ってもらい、安心して思い切り踊りたい」と待ち望んでいた。
 市はまず65歳以上の約7万人を対象に5月上旬から段階的に接種を開始する。土・日曜のみ保健センターなどで行う集団接種と、平日中心の病院接種、高齢者施設への巡回接種の3種類の方法で行い、その後16~64歳の基礎疾患のある人、それ以外の市民へと対象者を順次広げる計画だ。市健康福祉部の平林恭子部長は、接種体制の充実に向けて最終調整中だとし「なるべく多くの接種予約を受けられるように体制づくりを懸命にしている。4月下旬から接種券を発送するので、もうしばらく待ってほしい」と話していた。