政治・経済

全県に医療警報 警戒レベル3に引き上げ

 県は8日、新型コロナウイルスの感染者の拡大を受けて県庁で対策本部会議を開き、県内全域に「医療警報」を発出した。感染者を受け入れる実質病床使用率が基準値の25%を超え、医療提供体制の負荷が拡大している状態となったため。県は感染者が多い地域で無症状者の検査や、受け入れ可能病床数の拡充など対策パッケージを組んで入院者数の増加を抑止する対策を強化する。

 医療警報発出に合わせて県内全域の感染警戒レベルを2から3に引き上げ、警報を発出した。3月中旬以降、県内で急速に感染が拡大しており直近1週間の新規感染者は240人まで増加している。4月以降、感染力が高いとされる変異株の感染者も10人(8日現在)確認されており、感染対策の徹底を求める。
 県は8日、医療警報発出に伴う対策パッケージの一環で、一般会計に32億1800万円余を追加する補正予算を専決処分した。コロナ禍の生活困窮者や営業時間短縮の対象となった飲食店を支援する。