政治・経済

子育て 無料で20時間応援 松本市がファミサポ拡充 0~3歳児世帯

0~3歳の子供がいる依頼会員に配布される「子育て世帯応援券」

 子供の一時保育や送迎といった援助を受けたい人と、援助したい人を結ぶ有償ボランティアのファミリーサポート事業について、松本市は0~3歳児を持つ世帯を対象に1人あたり年間20時間まで無料で利用できる「子育て世帯応援券」の配布を4月から始めた。令和元年度まであった類似の助成制度を改善し、子育て世帯の負担軽減を図る。

 1時間分の無料券を20枚つづりにした用紙を、援助を希望する「依頼会員」に登録した人に配布し始めた。1~6日の6日間では25件の利用があった。
 ファミサポは2月末現在、依頼会員が2688人、援助する「協力会員」が195人、双方に登録する「依頼協力会員」が59人いる。新型コロナウイルス感染拡大前の令和元年度には延べ3662回の利用があった。
 従来の助成制度は、第2子以降に対し年間10時間まで使える無料券で、利用が年260回程度にとどまっていた。臥雲義尚市長による「事務事業の棚卸し」で昨年度に内容を見直し、使いやすくした。こども育成課は「子育ての負担軽減に有効利用してほしい」と呼びかけている。同課は需要の高まりに応えるため協力会員を募集している。問い合わせはファミサポ事務局(電話0263・34・3308)へ。