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デリシア 移動スーパー木曽郡内運行へ 木祖村で9日から 木曽署と見守り協定も

移動スーパー「とくし丸」を木祖村内で運行する杉下さんに啓発チラシを手渡す木榑署長(右)

 アルピコグループでスーパーマーケット運営を手掛けるデリシア(松本市今井、萩原清社長)は9日、移動スーパー「とくし丸」の運行を、木祖村薮原と小木曽の一部で始める。木曽郡内で初めて運行エリアを設定したのに併せ、木曽警察署(木榑秀満署長)との間で、運行を通じて高齢者や子供の見守りなどに協力する協定を結んだ。

 とくし丸は、冷蔵機能を備えた軽車両に、生鮮食品・総菜・日用品など約400品目・約1200点を積み、要望のあった世帯を回る。令和元年9月に松本市で運行を開始し、県内7市にエリアを広げている。顧客を個別に訪問するため、一人暮らし高齢者の「見守り役」としても地域に貢献している。
 デリシア塩尻東店(塩尻市広丘高出)を拠点にする15台目の車両で、塩尻市南部と木祖村が運行エリアだ。同社と委託販売契約を結んだ杉下紀昭さん(48)=塩尻市贄川=が担当する。
 「地域安全活動に関する協定」を木曽署と1日付で締結した。訪問先での特殊詐欺防止の声掛けや、道中での子供の通学路の見守り活動などを行う。デリシアの耳塚浩典課長は「利便性の向上のみならず、活動を通じて住民に元気と安心・安全を届けられれば」と話した。
 新型コロナウイルス感染防止のために調印式は行わなかった。6日、交通安全や地域安全運動などの啓発チラシ200枚を杉下さんに預けた木榑署長は「木曽は高齢者が多い地域。特殊詐欺被害や交通事故の防止にご協力いただければ心強く、ありがたい」と感謝した。

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