政治・経済

塩尻市の旧楢川支所 4年度解体へ

令和4年度に解体予定の旧楢川支所と旧図書館楢川分館

 塩尻市は、建物の老朽化で市楢川保健福祉センター内に機能を移転し、現在は空き施設になっている旧市楢川支所と旧市立図書館楢川分館を、令和4年度に解体する方針だ。本年度に現場を調査し、工事の詳細設計を行って準備を進める。

 解体工事設計委託料として、本年度の一般会計当初予算に513万円を計上した。調査や設計をするまでははっきりしないが、解体費用について市地域振興課は「アスベストの除去が必要な場合は、かなり高額になる可能性がある」とみる。
 旧支所内には楢川地区の情報通信基地となる光伝送設備があり、解体前に建物外に移動させる必要もある。
 旧楢川支所は鉄筋コンクリート造地下1階地上3階建て延べ約2500平方メートルで、旧楢川村時代の昭和51(1976)年度に村役場庁舎として建てられた。隣接する旧市立図書館楢川分館は鉄筋コンクリート造2階建て延べ約435平方メートルで、52年度に建設された。
 維持管理費の低減や施設配置の他地域とのバランスを踏まえ、機能集約する方針を平成25(2013)年度までに固めた。29年度には移転の具体案などが地元に示され、了承された。旧分館は令和元年8月に、旧支所は同年9月にそれぞれ閉め、10月に約2キロ南側の市楢川保健福祉センター内に機能を移した。