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満開夜桜天守と共演

 松本市の松本城公園本丸庭園を夜間無料開放し、ライトアップした夜桜を楽しむ催し「国宝松本城夜桜会」が3日、10日までの8日間の日程で始まった。新型コロナウイルスの影響で昨年は中止したため2年ぶりの開催となった。ライトで照らし出された満開の桜と国宝天守の共演が訪れた人を楽しませている。

 例年は開花宣言の3日後から開催してきた。しかし、史上最速の3月26日に開花宣言した今年は、東京五輪の聖火リレーに伴う混雑を避けるためリレー翌日からの開催とし、園内での音楽演奏やお茶の振る舞いは中止した。
 開花から9日目となった初日は、園内のコヒガンザクラやシダレザクラが散り始めとなり、時折吹く春風に舞う桜の花に静かな歓声が湧いた。ソメイヨシノは満開で来園客が春めいた風情を満喫しながら散策していた。友人と訪れた飯田市の会社員男性(28)は「満開で驚いた。来てよかった」と目を細めた。
 夜桜会は毎日午後5時半から9時まで開かれる。