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県防ヘリ再出発 4年ぶり自主運航

就航式でテープカットをする阿部知事(中央)ら参加者

 県は3日、運航再開に向けて準備を進めていた県消防防災ヘリコプター・アルプスの就航式を、松本市空港東の県消防防災航空センターで開いた。県や消防、警察、自衛隊などの関係者約30人が出席し、平成29(2017)年3月の県消防防災ヘリ墜落事故以来4年ぶりとなる自主運航の再開を祝い、安全な活動へ決意を新たにした。5日に新機体の運航を始める。

 式典で阿部守一知事は「多くの方の協力で運航再開を迎えられたのは大変ありがたいこと。県民の皆さんの期待に応えられるよう全力で取り組んでいく」とあいさつした。県消防航空隊の水﨑厚史隊長は「事故で失ったものは取り戻せないが、修復の努力はできる。全員一丸となり任務達成と安全運航の継続をしていく」と誓った。
 アルプスの新機体は昨年12月に同センターに納入され、航空隊が訓練を積んでいた。外部機関のチェックなども経て、3月いっぱいで運航再開に必要な訓練の終了を判断した。今後は標高2500メートル未満での救助活動や林野火災の消火活動などを行いながら、徐々に対象を広げていく。