政治・経済

知事 第4波と認識 感染者増加傾向 中信では比較的抑制

 阿部守一知事は3日、県庁で臨時会見を開き、県内で3月以降に新型コロナウイルスの感染者が増加している状況について「第4波が到来している」との認識を示した。県内の直近1週間(3月26~4月1日)の新規感染者数は204人で前週を約50人上回り、感染拡大傾向が続いている。

 2日の専門家懇談会での意見を踏まえ、県内の第4波と判断した。年末年始を挟んで感染者が増加した第3波が2月12日に収束して以降、感染者ゼロの日もあったが、3月中旬以降再び増加に転じた。中信地域では比較的感染者は抑えられているが、北信、東信地域で増加傾向にある。
 特に長野市は病院の集団感染発生や感染経路不明の事例が相次いだ。3月29日には長野市の感染警戒レベルが5に引き上げられ、31日には1日当たりの新規感染者が29人で過去最多を更新。同日に追加対策として中心市街地の飲食店に時短・休業要請を実施した。
 阿部知事は、年度始めで普段と異なる人の動きが感染リスクを高める可能性があるとし「普段一緒にいない人との会食は控えるなど対策を徹底してほしい」と呼び掛けた。