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白磁の仕上がり確認 池田の工房・アツムイで初窯出し

新しく造った登り窯で初めての窯出しをする森岡さん親子

 池田町会染滝沢の陶芸工房・アツムイ窯で3日、白磁を焼くために新しく造った登り窯の初窯出しが行われた。親子で工房を営む森岡光男さん(76)と宗彦さん(38)が、約200点の作品を取り出し、出来上がりを確認して今後の改善に意欲を燃やしていた。

 昨年9月から約4カ月をかけ、れんがを積み重ねて造った幅約1.5㍍、奥行き約7㍍の登り窯は、3月27日に火入れを行った。24時間かけ、1300度まで温度を上げて焼き、その後、自然に冷えるのを待って窯出しを迎えた。窯の側面の小さな出入り口を開けて宗彦さんが中に入ると、白磁の花瓶や器、皿などが次々と外に出された。
 並べられた作品は、同じ釉薬をかけていても炎の熱や灰のかかり具合で色や光沢の質感が異なっていて、光男さんは「柔らかな白さを求めている。最初なので煙を加減してまきをたいてみたが、もっと煙を出していいことがわかった」と話していた。