政治・経済

財政安定化へ庁内プロジェクト始動 池田町が新年度へ第一歩

池田町が始めた財政安定化庁内プロジェクトの初会議

 東筑摩郡の5村と北安曇郡南部2町村で1日、年度始めの式が行われた。役場改革に向けた取り組みを始めた町村もあり、職員たちは気持ちを新たに新年度へ第一歩を踏み出した。

 池田町では朝の庁議後にさっそく財政安定化庁内プロジェクトが始動し、理事者と課長補佐以上の幹部全員、行政改革担当職員の計27人が参加した。持続可能な財政基盤の確立と、限られた人材と財源で最大効果を挙げることを目的に、新規事業や課題事業の財政面からの検証や業務の見直しなどを行う。甕聖章町長は「縦割り意識をなくし、全職員が現状とやるべきことを共有する必要がある。誰でも町民の質問に答えられるよう、幹部全員が現場を知ることをテーマにしていく」とげきを飛ばした。
 財政状況については健全性を保っているものの「(単年度で)3億円以上の借金をするとシミュレーションが机上論になる」との認識の共有が図られた。会染西部ほ場整備事業の非農用地4ヘクタールの活用法については、具体的なアイデアが示されたり、それに対する疑問や根本的な発想の異なる別の提案が出されたりして、活発な議論が交わされた。
 プロジェクトの会議は毎月初めに開かれる予定で、甕町長はこれを踏まえ、終業後に交流センターかえでで開いた年度初め式で全職員に対し、「萎縮せず自由な発想で施策を推進してほしい」と呼び掛けた。