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松本市保健所が業務開始 中核市移行 コロナ対応に注力

新型コロナの感染予防を担っていく市保健所保健予防課の職員

 松本市が1日、人口20万人以上の市を対象とする中核市に移行した。県が担っていた約2500の事務権限が移譲され、「中核市・松本」の第一歩を踏み出した。移行に伴い発足した市保健所では新型コロナウイルス感染症の対策を行う。初日は市内の新型コロナ感染者の発表はなく、保健所職員が県から引き継いだ業務を滞りなくこなした。

 新型コロナ対策を主になって担う保健予防課は県松本合同庁舎(島立)の事務所に職員17人体制で構え、通常業務に加えて新型コロナの陽性者が発生した場合の疫学調査や感染拡大防止などを行う。1日は感染者が出た場合に備えて報道向けの公表方法を試した。
 市内では直近1週間で4人の感染が確認されており、保健予防課の佐藤亜矢子課長は「県内では感染が拡大している。人の移動が増える時期なので一層の感染予防を呼びかけたい」と話していた。
 市保健所は同日、新型コロナ受診相談センター(電話0263・47・5670)を開設した。保健予防課は「発熱などがあった場合はまずはかかりつけ医に相談し、受診先に迷った場合は相談センターに電話を」と呼びかけている。