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大桑村の阿寺渓谷保全へ条例施行 4月1日 違反者に中止勧告 過料も

大桑村野尻の阿寺渓谷への入り口

 大桑村は4月1日、エメラルドグリーンの清流で知られる景勝地・阿寺渓谷の自然環境保全に向けた条例を施行する。指定した環境保全区域内でのバーベキューや花火、たき火、ごみの投棄を禁止事項に盛り、違反者に対して5万円以下の過料を設けた。

 環境保全区域には、渓谷の入り口全域のほか、キャンプ場を除く風致探勝林などを指定している。村は、国有林や河川の管理者、土地所有者と連携して環境保全に取り組む。村長は違反者に行為の中止を勧告することができる。条例は村議会3月定例会で可決され、11日に公布された。
 阿寺渓谷は、日本遺産「木曽路はすべて山の中~山を守り山に生きる」の構成文化財で、木曽地域を代表する観光地の一つ。周辺ではこれまで、渓谷を訪れた人たちによるごみの放置など迷惑行為が続いていた。村は「環境保全と来訪者のマナー向上に向けて、条例を周知していきたい」としている。

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