政治・経済

生坂村議選に新人3人出馬へ 20年ぶりの選挙戦か

 任期満了に伴う生坂村議会議員選挙(4月20日告示、同25日投開票、定数8)が、1カ月後に迫った。議員のなり手不足解消につなげるため、55歳以下の若手議員の報酬を現行の月額18万円から30万円に引き上げる条例改正が行われてから初めての選挙となる。新人では、30~60代の3人が立候補を予定している。現職の8人は、6人が既に立候補する意向を示しており、選挙戦になる可能性が高くなっている。選挙戦になれば、平成13(2001)年以来、20年ぶりとなる。

 新人では、会社員の望月一将氏(37)=下生野、主婦の藤澤幸恵氏(44)=下生坂、元村教育長の藤原良司氏(67)=上生坂=が立候補を予定する。
 望月氏は高校卒業後に村を離れ、海外で日本人向けの新聞製作などに携わった。昨年末に村に戻り「村を出て培った経験や人脈を、地元のために生かしたい」と出馬を決めたという。4人の子供を育てる藤澤氏は「自分が出ることで、女性や若い人が村のことに関心を持つきっかけになれば」と話す。藤原氏は「無投票はよくない。議会が村政のチェック機能を果たせているか、是々非々で声を上げたい」と語る。
 現職では、吉澤弘迪氏(81)=下生坂、平田勝章氏(73)=上生坂、市川寿明氏(70)=同、望月典子氏(79)=同、字引文威氏(74)=草尾、太田譲氏(47)=下生野=が出馬の意向を示す。一ノ瀬貞男氏(71)=大日向=は、22日の大日向区の総会で住民と話をした上で意向を固める方針だ。瀧澤龍一氏(69)=上生坂=は引退する。
 村議選は、平成17(2005)年から4回連続無投票で、29(2017)年の前回選は立候補者が定数を割り込み初の「定員割れ」となった。議員の1人は、新人の出馬の動きに期待を寄せ「選挙を経ることで村民の関心も高まり、よりよい村づくりを目指す議員活動にもつながると思う」と話している。

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