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「安曇野の里」の食堂と売店 薬師平リゾートが運営へ

閉鎖が続いている安曇野の里の食堂と売店(1階部分)。指定管理者が決まり営業が再開される

 指定管理者が見つからず、約1年半にわたって空き店舗となっている安曇野市豊科南穂高の複合施設「安曇野の里」の食堂と売店について、薬師平リゾート(松本市内田)が新年度から運営することが決まった。塩尻市の道の駅・小坂田公園のレストラン棟の管理・運営も手掛ける同社が、イタリア料理の提供とワインなどの販売を行う計画で、営業開始時期は今後協議する。

 17日の市議会3月定例会に、市が指定管理者指定の議案を追加提出し、原案通り可決された。指定管理の期間は4月1日から令和8年3月31日までの5年間となる。
 市農林部によると、売店部分はワインや加工品を主力に、朝採り野菜の販売も行う。食堂でピザなどを提供し、薬師平リゾートからは料理教室の開催も提案されている。新型コロナウイルスの影響で需要が高まっている、テークアウトにも対応していくという。
 安曇野の里の食堂と売店は、第三セクターの豊科開発公社が指定管理を受け、地元住民出資の会社・プラザ安曇野が管理・運営していた。プラザ安曇野の債務超過や指定管理者が別会社に委託する形態が問題視され、令和元年9月から閉鎖されている。市は食堂と売店の指定管理者を繰り返し公募していたものの、決まらない状況が続いていた。
 市は、三郷温の三郷やすらぎ空間施設の指定管理者を松本市島立のかまくらやとする議案も追加提出し、原案通り可決された。指定管理の期間は4月1日から5年間となる。