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市レンタサイクル 「すいすいタウン」今月終了 民間シェア事業に一本化

今月末で運用をやめる緑色のレンタサイクル。4月以降はシェアサイクル(奥)に貸し自転車を一本化する

 松本市は中心市街地で展開するレンタサイクル「すいすいタウン」の運用を今月末で終了し、貸し自転車事業を民間のシェアサイクルに一本化する。利便性がレンタサイクルよりも高く、観光利用だけでなく普段使いもあるシェアサイクルの運営を安定的に継続させる。

 レンタサイクルはMウイングなど8カ所で無料で貸し出している。利用時間は貸し出し施設の窓口の開設時間に限られ、元の場所に返却する必要がある。平成15(2003)年度から事業を行い、主に観光客が利用してきた。
 シェアサイクルは有料で、市が費用を一部負担し2年前に開始した。24カ所にある無人の貸し出し場所(ポート)は、ICT(情報通信技術)を活用して24時間365日利用でき、どのポートにも返却できる。観光や通勤、買い物の利用がある。
 レンタサイクルは新型コロナウイルス感染拡大の影響で利用が減少している一方、シェアサイクルは認知度向上に伴い増加傾向にある。昨年4~12月の利用回数はレンタサイクルの4657回に対し、シェアサイクルは1万7696回だった。市公共交通・渋滞対策課は、それでも利用はまだ十分でないとし「ポートを増やすなどして利便性を高め、事業が存続できるようにしたい」としている。