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安曇野市、JR6駅の無人化判断先送り コロナで意見聴取進まず

JR大糸線の柏矢町駅。市は同駅も含めた6駅で新年度も乗車券販売を続ける

 安曇野市は5日、一時は無人駅とする方針を示し、現在は窓口での乗車券販売を続けながら無人化を再検討しているJR大糸線の安曇追分駅、有明駅、柏矢町駅、中萱駅、梓橋駅、JR篠ノ井線田沢駅の計6駅で、新年度も乗車券販売を続ける方針を示した。本年度は従来より販売時間を短縮し、地元区や駅利用者の意見も聞いて方向性を決める計画だったが、新型コロナウイルスの影響で意見交換が進められず、短縮業務を1年間延長する。

 市議会3月定例会の一般質問で、林孝彦氏(無会派)の質問に、市商工観光部の鎌﨑孝善部長が答えた。
 JR東日本との協定で乗車券販売を担う市は、令和元年9月をもって6駅を無人化する方針だったが、地域住民などからの要望を受けて乗車券販売を続けてきた。本年度は午前7時から正午まで販売しながら、駅利用者へのアンケートや地元住民との意見交換を進めるはずだった。しかし新型コロナ感染拡大による駅利用者の減少で十分なアンケート結果を得られず、意見交換もままならなかったという。
 新年度も午前7時~正午に乗車券の窓口販売を行う。鎌﨑部長は「駅ごとに駅舎をどのように活用できるかなどを含め、地域の皆さんや鉄道事業者と今後の方向性を探っていきたい」と答弁した。

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