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感染対策講じたジャンボタクシー 塩尻の美勢タクシーが運行 検査の際の移動向け

 塩尻市大門一番町の美勢タクシーは今月、PCR検査を受ける市民や観光客を、感染対策を施した専用車両で医療機関へ運ぶサービスを始めた。検査を受ける人が、公共交通機関や家族の車で移動するのがためらわれる│というケースを想定し、新型コロナウイルス感染拡大の中、交通事業者の立場から地域貢献する。

 ジャンボタクシー(乗客9人乗り)1台を改装した。運転席と後部区画をビニールシートで仕切り、次亜塩素酸水を噴霧する装置を設置。専属乗務員が防護服やフェースシールド、医療用マスク、手袋を着用して対応する。乗客は最後尾の4列目に座ってもらうため、運転手と乗客の間は3メートル近い距離を確保できる。利用料金は通常のジャンボタクシーと変わらない。
 保健所や医療機関、市観光協会などと情報共有して運用する。塩尻市、合併地域を除く旧松本市、山形村、朝日村の発着を対象とする。小松裕社長は「まずは気軽に相談してほしい」と話している。問い合わせは同社配車センター(電話0120・30・1280)へ。