地域の話題

朝日の元気支えるサロンボランティア コロナ禍でも奮闘

マルチメディアセンターで開かれた地域サロンボランティアの研修会

 朝日村の高齢者を中心にした集いの場「地域サロン活動」に携わるボランティアが、新型コロナウイルスの感染予防を徹底しながらできる活動を模索している。1年前までは村内の17カ所で定期的にサロンを開いて安否確認を兼ねた交流を楽しんでいたが、昨春以降はサロンが開けなくなってしまった。コロナ禍でもできることをやってみようと、地域の高齢者にお弁当を配ったりお菓子を配ったりと、工夫しながら活動している。

 地域サロンボランティアの研修会がこのほど、古見のマルチメディアセンターで開かれ、約30人が参加した。県松本保健福祉事務所福祉課と県長寿社会開発センター松本支部が主催する松本地域タウンミーティングにオンラインで参加し「コロナの正しい理解とこれからの地域づくり」をテーマに学んだ後、活動報告をした。
 朝日村内では、本年度は113人が地域サロンボランティアに登録している。しかし、昨年3月以降はサロンが開けなくなってしまった。そこで村社会福祉協議会が昨年9月、「サロンの形はさまざま。できることから始めてみよう」と呼び掛け、地域の高齢者の自宅を訪ねたり、手紙を書いたり、電話をしたりして声を掛けるきっかけ作りをするよう求めたところ「コロナ禍でもできるサロン活動」の模索が始まった。
 感染予防を徹底した上で以前と同じサロンを再開した地域もあれば、メッセージカードを配ったり、クッキーを届けたりした地域もあるという。原新田地区のボランティアは2月末の土曜日に、地域の17人にお弁当などを届けた。ボランティアの中村美代子さん、中村良子さん、中村節子さんは「サロンに参加してくれていた人の家を一軒一軒回った。外にあまり出られない人が多く、喜んでもらえた。やって良かった」と喜んでいた。