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服作り応援アトリエ開店 松井木綿子さん蟻ケ崎に

貸しアトリエで洋服づくりをサポートする松井さん(左)

 服地(洋服に用いる布地)の販売ショップと、洋裁が楽しめる貸しアトリエを併設した店舗「多多」が、松本市蟻ケ崎1にオープンした。手ぶらで来店しても、布選びから服の形に仕上げるまで丁寧にサポートするのが特徴だ。自宅で洋裁を教えていた松井木綿子さん(45)=安曇野市豊科=が「自分で洋服を作りたい」と願う初心者や中級者を応援しようと始めた。

 販売スペースではコットン、リネン100%の服地10種類、65色を用意する。糸、コードなどの副資材も扱う。職業用ミシンがそろう貸しアトリエ(予約制)は1時間600円で利用できる。服と雑貨の製作が可能で松井さんが裁縫を手助けする。シンプルなシャツであれば1点4時間ほどで完成、料金はアトリエ使用料と布代の計4500円ほどだ。
 4日にアトリエでブラウスを作っていた竹内佐知子さん(43)=安曇野市豊科=は「(洋裁は)本を読んでも分かりにくかった。松井さんはポイントを押さえて教えてくれ、疑問が解けるのですっきりする。扱う布のセンスもいい」と語った。
 松井さんは千葉県で暮らしていた頃、子供の誕生を機に洋裁を独学で始めた。人気の布店・チェックアンドストライプで働きつつ、店のスタッフ向けの講座を受け、服作りに熱中し、母親仲間にも教えた。夫の転職で6年前、松本地方へ移住し、自宅での活動を経て店を構えた。店名は「タタタタ」というミシンの音をイメージして付けた。
 松井さんは「きっかけがあれば洋裁は誰でも楽しめる。洋服や雑貨を手作りし、生活を心から楽しみたいという老若男女を支えたい」と話す。店はこまくさ道路沿いの中村ビル(松本蟻ケ崎高校入り口付近)2階。問い合わせは多多(電話0263・50・7812)へ。

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