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朝日小2年1組「ひのきちゃんショップ」で手作り品販売

 朝日村の朝日小学校2年1組の児童たちは、かつて飼っていた雌のヤギの名前を付けた「ひのきちゃんショップ」を村内6カ所に設け、手作りの品を販売している。31人の児童たちが、ひのきちゃんの思い出の地からもらった道具で写真立てやしおりを作った。5日まで販売し、売り上げはひのきちゃんの飼育に掛かった費用やクラスの活動費に充てる。

 2年1組の児童たちは、1年生の時にひのきちゃんを飼育していた。「信州塩尻農業公園 チロルの森」から借りてきたヤギで、みんなでかわいがっていた。しかし1年生の3月に返すことが決まっていて、新型コロナウイルス感染拡大で休校となる中、きちんとしたお別れができないままひのきちゃんはチロルの森に帰ってしまった。
 2年生になってからも、なかなか会いに行くことができなかった。そんな中でチロルの森の閉園が決まり、最後に会っておきたいと、昨年11月に全員でチロルの森に行ってきた。
 チロルの森では木工体験もして、使わない木工体験の道具をたくさんもらうこともできた。児童たちは担任の長谷川美紀先生と相談し、ひのきちゃんの思い出を多くの人に知ってもらいたいと、手作りの品を販売することにした。
 ひのきちゃんショップは村図書館やあさひ保育園などに設けられ、貯金箱にお金を入れてもらう形で無人販売している。三村璃翔君は「木のとげとげがなくなるようにやすりでこすって写真立てを作った」と話し、齊藤果歩さんは「ひのきちゃんを思い出しながら作った。いっぱい売れてほしい」と願っていた。

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