地域の話題

アルプス公園にキャンプ場 松本市が今秋新設 絶好の立地

キャンプ場を整備するまきば山荘跡地エリア。松本平を一望できる

 松本市は来年度、アルプス公園(蟻ケ崎)にキャンプ場を新設する。全国的なキャンプブームを追い風に、松本平や北アルプスが見渡せる絶好のロケーションや、中心市街地にほど近い立地の良さを生かして、観光誘客や来園者の増加につなげる。公園の新たな魅力となりそうだ。

 かつて公園南入り口付近にあった飲食店兼売店「まきば山荘」跡地の臨時駐車場周辺一帯に、テント約30張りまで収容できる約1万3000平方メートルのキャンプサイトを整備する。芝生の広場や、車が通る園路の整備費約3300万円を、市議会2月定例会に提出した新年度一般会計当初予算案に計上した。今夏までに工事を終えて秋ごろに利用を開始し、通年で開場する予定だ。市内のキャンプ場としては10カ所目、通年利用としては3カ所目になる。
 キャンプは近年のブームに加え、新型コロナウイルス感染が懸念される状況でも他人と距離を取って楽しめるアウトドアとして全国的に関心が高まっている。市公園緑地課は「ロケーションが非常に良いし、市街地から気軽に来られる。冬の観光振興につながることも期待したい」とする。
 市はキャンプ場運営をアルプス公園の指定管理者の自主事業として位置付け、今後、利用料金やテント用具レンタルサービスの実施などを検討する。来年度はキャンプ場設置のほか、公園全体の活用促進に向けて民間のアイデアを取り入れるための市場調査も行う。

連載・特集

もっと見る