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高校生 工夫の巣立ち 卒業式を生配信 コロナで出席制限

マスクを着用して式に出席する卒業生(松本県ケ丘高校)

 中信地域の県立、私立高校の卒業式が今週、ピークを迎えている。昨年度と同様、規模を縮小し出席者を制限するなど新型コロナウイルス感染防止対策を徹底する一方、本年度は式典の様子を映像で生配信するなど工夫を凝らしている。

 松本県ケ丘高校(杉村修一校長)は2日、卒業式を行い、卒業生311人、教職員、在校生代表らが出席した。保護者は卒業生の各家庭につき1人が出席でき、スーツやはかま姿で入場するわが子を温かい拍手で出迎えた。出席した女性(48)は「長男の晴れ姿を見られて本当にうれしい」と喜んだ。
 卒業生代表であいさつした前生徒会長・木村珠星君は、文化祭をオンライン配信で実施したことに触れ「コロナ禍でもできることがある。皆が弱音を吐かずに一丸となったことで成功し、今日を迎えられた」と感謝した。
 卒業証書授与は代表者に杉村校長が手渡し、校歌は歌わずに音楽だけ流した。生徒会放送委員会が中心となって式典を撮影し、会場に来られない保護者や在校生に生配信した。
 3日に行う木曽青峰は在校生向けに各教室へ式の様子を生配信する。4日の志学館は、3年生の最後のホームルームを保護者用の別室へ生配信する。5日の松本美須々ケ丘は生徒でつくる実行委員会が、第2部を開催して卒業生の門出を祝う。6日の日本ウェルネス長野は、卒業する県外出身の生徒らに式前のPCR検査を呼び掛けている。

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