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華やか伝統の押絵雛 松本・馬場家で展示始まる

馬場家に飾られている「押絵雛」。人形びなも合わせて展示中だ

 松本市内田の国重要文化財・馬場家住宅で2日、松本地方の伝統工芸品「押絵雛」を紹介する展示が始まった。押絵雛は厚紙に綿を置き、布で包んで立体感を出し、背面に付けた竹串で台座に立てて飾る。人形びなを含め90点を展示中で、華やかな雰囲気に包まれている。4月4日まで。

 市立博物館の所蔵品のほか、ベラミ人形店(松本市)の協力を得て明治時代に制作された押絵雛や近年に復元された品も飾っている。ひな祭りに関わるものだけでなく、大黒、えびす、神話上の人物なども見どころだ。馬場家住宅の宮下慶祐主事は「図案のバリエーションが多く、さまざまな題材を基に作られている」と話している。
 観覧料は大人310円(中学生以下と市内の70歳以上は無料)。月曜休館。月遅れのひな祭りに合わせて4月3日は午前9時半から甘酒を振る舞う。問い合わせは馬場家住宅(電話0263・85・5070)へ。

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