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公衆トイレ洋式化推進 松本市が来年度 観光施設や学校も

洋式化が予定される西堀公園の公衆便所

 松本市は来年度、公衆便所や小中学校のトイレの洋式化を集中的に進める。高齢化社会への対応や観光地の環境整備を念頭に、市民や市議会議員から広く要望が寄せられていた。関連予算3682万円を新年度一般会計当初予算案に計上した。

 公衆便所や観光施設では、松本城公園と本丸庭園、市街地の縄手通り、西堀公園、分銅町公園、山岳観光の玄関口のアクティブプラザ・アルプスの郷(安曇)の計15カ所を予定する。観光客の利用が多いことから選んだ。ただし松本城本丸庭園は着物での利用に適した和式トイレも残す。
 小中学校は来年度から3カ年計画で順次洋式化を進める。近い将来に校舎の長寿命化工事を予定する学校を除く26校を完全洋式化する計画で、3年度は12校の工事を実施設計する。国の本年度第3次補正予算を活用し、開智、田川両小学校の洋式化も行う。一連の計画では床をビニールシート張りする乾式化も進める考えで、湿式と呼ばれたかつてのタイル張りトイレは姿を消していきそうだ。
 洋式化を巡っては市民から「市長への手紙」でも要望が届いていたという。臥雲義尚市長は昨年の市議会9月定例会で「内外から訪れる人たちにとっての快適性という観点からも優先して取り組むべき課題」との認識を示していた。

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