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方言に着想 動きゆったり 木祖村・ダボキンコ体操

曲に合わせて体操をする人たち(2月13日、村民センター)

 芸術祭「木曽ペインティングス」の運営などに携わる木祖村の一般社団法人・木曽アーツ(大沢理沙理事長)が、「ダボキンコ体操」を作った。「あほ」を意味する木祖村の方言「ダボ・ダボキンコ」を題材にした。ムーディーな曲調に合わせての簡単な体操で、早速集会などでお披露目している。外出自粛による運動不足の解消に役立てながら役場や学校、事業所などに普及したい考えだ。

 作詞・作曲を法人監事で画家の岩熊力也さん(51)=木曽町日義=が手掛け、振り付けを木曽ペの参加アーティスト・近藤太郎さん(25)=木祖村小木曽=が担当した。曲に合わせて「ダボキンコだもんでだめかや?(あほなんだけどいいかな?)」と繰り返す。音に沿った体操しやすいゆったりした動きにした。
 「ダボ・ダボキンコ」は村内で広く使われており、村教育委員会が発行した、小木曽区の方言を解説する冊子「小木曽じゃ標準語」によれば、小木曽区の代表的な方言の一つという。
 岩熊さんが以前、飲み会で酔っ払っている際に同世代の村民に「だぼ」と言われたことが発端だ。「響きが面白く、村をPRするものを作っていく中でどこかで使いたいと常々思っていた」と話す。
 ミュージックビデオを制作し、動画配信サイト・ユーチューブで配信している。岩熊さんは「ディスコでも流せるようなリミックス版も作った。じわじわと、だぼが広がり明るい話題になればいい」と話していた。