政治・経済

三郷・広域農道に穴 次々と 安曇野市が新年度に本格補修

 安曇野市三郷温の広域農道(市道)で穴開きが止まらない。野沢交差点南側の商業施設が立ち並ぶ約25メートル区間で、修繕してもすぐに穴が開く。市は、異例とも言える本年度3回目の応急的な修繕をこのほど行い、新年度には本格的な補修を予定している。穂高有明と松本市梓川地区を結ぶ広域農道の中で、これほど路面が荒れた場所は他になく、原因は分からないという。

 安曇野市建設課によると、タイヤの通り道が帯状にへこむ「わだち掘れ」がひどかった場所で、平成29(2017)年度にわだちを埋めるような応急的な補修をした。このところ穴の開く間隔が短くなってきたため修繕を繰り返している。年間3回も修繕する市道は他にないという。
 現場は緩やかにカーブしており、近くに信号機や商業施設への出入り口がある。大型車の交通量も多い。穴が開きやすい原因は不明だが、スピードを出してきた車が減速したり停止したりする際に路面に大きな力が加わるため、建設課は「アスファルトが押されて流動しやすい場所なのでは」と推測する。
 路面が荒れていることでドライバーに不快感を与えるほか、交通事故を誘発する心配もある。周辺商業施設の関係者は「松本市から安曇野市に入ってすぐこの状態なので、安曇野市に対する観光客のイメージが悪くなるのではないか。地元の人の中には通行をためらう人もいるかもしれない」と、客足への影響も心配していた。
 新年度に行う予定の補修工事では、付近の約170メートル区間を対象に表面を削って舗装をし直す。建設課は「事情が事情なので、業者への発注をなるべく早くして早期に取り組んでもらえるようにしたい」とする。様子を見ながら、必要があれば本格的な調査をして路盤の改良など根本的な解決も検討する。

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