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うら町演劇で元気に 松本の2人と東京の若手チーム

 松本城東側の「うら町」の活性化を目指し、松本市内で会社を経営する林勇次さん(60)=松本市城西1=と、同窓生で作演出家の林邦應さん(60)=同市神田=が、「松本うらまちレジリエンス・プロジェクト」と銘打ち、東京で活動する若手演劇チームと共に演劇の拠点をうら町に構えようとしている。手始めに、うら町にある古風な一軒家で撮影したお茶の間芝居をインターネット上で3月11日まで配信中だ。

 邦應さんが脚本を手掛けた芝居「ワラウマネキネコ」は、松本駅と浅間温泉をつなぐ路面電車が走っていた昭和30年代ころを舞台に、沿線で梅ジャム店を営む笹木家の悲喜こもごもを描く。10畳の和室をそのまま舞台セットとして用いており、公開日の25日には芝居を生配信した。7人の役者が表現する夫婦や親子、きょうだいの絆が見どころだ。
 今後、うら町に小劇場を設け、定期公演や市民向けの演劇ワークショップを開く予定だ。新型コロナウイルス感染拡大の影響で公演の機会が失われている若手役者の支援にもつなげたい考えだ。邦應さんは「帰り道にふらっと立ち寄れるような365日稼働している小劇場を松本に作りたい」と話す。
 「ワラウマネキネコ」は(https://twitcasting.tv/c:opcebo_world/shopcart/53858)で配信している。視聴料金は2000円で、3月11日まで何度でも再生できる。