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ワクチン接種 準備着々 松本市 大型連休明け本格化

ワクチン接種について記載された市の広報紙3月号

 新型コロナウイルスのワクチン接種について国が24日に供給スケジュールを示したことを受け、松本市も市民の接種に向けた準備を本格化させている。25日までに相談専用コールセンターを立ち上げ、市民の相談を受け付けているほか、市の「広報まつもと」3月号にワクチン接種の概要などを載せている。ただ、ワクチンの供給量はまだ分からず、担当の市健康づくり課は「市による接種が本格化するのは4月末からの大型連休明けになるのでは」とみている。

 ワクチンは米国ファイザー社製で、3月中に本格供給される。市は超低温での管理が必要となる同社製のワクチンを保管するため、超低温冷凍庫を市内8カ所に置き、接種会場に配送する計画を立てる。接種会場は市役所と市内3カ所の保健センターのほか、市立病院など9病院と、安曇地区の大野川、島々両診療所、奈川診療所、四賀の里クリニックの計17カ所の予定で、今後、増える可能性もある。
 市のワクチン接種は、中核市移行に伴って開設される市保健所が4月から担当する。現在は専門の職員3人が準備を進め、本格化するにつれて全庁体制で対応していくことになる。市では65歳以上の高齢者約7万人への接種を進め、その後、基礎疾患のある市民から、16~64歳の市民約12万人への接種のスケジュールを組む。3月中旬には接種予約ができるクーポン券が準備される。接種の予約は電話の場合はコールセンターで受け付け、このほかにインターネットの予約も受け付ける予定だ。
 ワクチン接種に関して、市民から問い合わせや相談が相次いでいるが、「ワクチンの供給時期が分からず明確に答えられない」(市健康づくり課)という。今後、市民向けに広報紙などで情報提供をする予定で、市健康づくり課の平林恭子・課課長は「配布するクーポン券に詳細を記載するので届くのを待ってほしい」と話している。

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