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チョークアート表現追求 筑北の宮坂恵美子さん

 筑北村坂井の宮坂恵美子さん(50)が、多彩なチョークアートを手掛けている。3年ほど前、テレビ番組で目にしたチョークアートに感動したことをきっかけに独学で始め、どんどん魅力にはまったという。2年前から千曲市内の教室に通って制作技術を磨き、モニークチョークアート協会認定のプロアーティストとして活動を始めた。「奥深いチョークアートの魅力を発信できたら」と話す。

 花や金魚、昆虫、愛犬、家族の似顔絵などさまざまな題材を描く。個性的な創作品も手掛け、最近では「月」にちなんだ三つのモチーフを組み合わせた1枚を完成させた。夜空に輝く月と月下美人の花、鮮やかな色が特徴的なガの一種・オオミズアオをデザインしてある。作品は、コミュニティ喫茶・むろの木(麻績村)など、筑北地域のカフェに展示し、地域でも少しずつ注目を集めている。
 専用のボードにクレヨンよりやわらかいオイルパステルを使って描き、色を重ねて指でのばしたり、ぼかしたりして繊細な質感や色、陰影、立体感を表現していく。宮坂さんは「きれいな発色ができたときは感動する。いろんな表現ができて向上心をかきたててくれる」と制作に情熱を傾ける。
 東京都出身で、結婚を機に坂井に移住した。子供の頃から絵が好きで、イラストや漫画、水彩画、色鉛筆画などさまざまな制作活動をしてきたが、チョークアートとの出合いは特別で「一生やりたいと思えた」と笑う。
 今後は看板やウエルカムボードといったオーダー品の制作を本格化させ、ワークショップの企画なども考えている。作家名「koemi」で活動し、インスタグラム(@koeminko)のダイレクトメッセージから制作依頼を受け付けている。