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被災地思い来月演奏会 塩尻短歌館 高橋さん、川上さんが歌曲

 塩尻市広丘原新田の塩尻短歌館は3月20日午後1時半~3時、第1回「春待ちコンサート」を開く。ソプラノ歌手・高橋明子さん=広丘野村=と、ピアノ奏者の川上秀美さん=広丘堅石=が出演する。東日本大震災10年に合わせ「愛と命をみつめて」をテーマに、被災地に心を寄せる歌など20曲でプログラムを組んだ。

 震災で子供を失った母親に贈った詩から作られた歌曲集「『きえないこころ』天使たちのおかあさんへ」(詩・山岸千代栄、作曲・大中恩)からは6曲を選んだ。高橋さんは「練習のときから泣けてしまって...」と、胸に迫る作品だと説明する。「被災地に思いを寄せ、当たり前にある日常がどれほど幸せなことなのかを感じていただければ」と願う。
 20回を重ねた「短歌の里コンサート」の名称を改め、初めて開催する。金子みすゞの詩の歌曲集「ほしとたんぽぽ」と、亡き妻との思い出を詠んだ短歌に曲を付けた歌曲集「TANKA」も歌う。
 入館無料。短歌館内のいきいき学び庵を会場とし、椅子席を用意する。事前予約制で定員は先着50人。3月5日から申し込みを受け付ける。問い合わせは短歌館(電話0263・53・7171)へ。

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