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持ち帰り用の容器 今も売れ行き好調

さまざまな種類の容器が並ぶ売り場。以前の3倍の広さという(パッケージプラザニッシン)

 新型コロナウイルスの影響で飲食店やスーパーマーケットなどで料理の持ち帰りサービスが広がり、松本市内の食品容器の販売店では、持ち帰り用の容器が売れ続けている。販売店側は、市民の外出自粛ムードとテークアウトや個包装の利用は今後も続き、容器の需要増を見込んでいる。

 パッケージプラザニッシン(松本市市場)は1年前に比べてテークアウト用容器の売り場を約3倍に広げた。弁当、丼物、麺類、汁物などさまざまな料理に適した器やふたを取りそろえている。飲食店側の使い捨て容器のごみ問題への関心は高く、環境に配慮した植物由来の容器を買う傾向が高まっているという。
 メーカーの生産が追い付かず品薄の容器もあり、容器の確保に必死の飲食店もある。アイスのカップを探していた松本市内のアイスクリーム店従業員は「インターネットで買うと発送までに数日かかるときがある。お店でも買えることが分かって安心した」と話していた。
 ニッシンの折井千春店長は「営業を再開後もテークアウトのサービスを続ける飲食店は多いのではないか」と予測する。
 容器の卸売りを手掛ける松柏パック(松本市笹賀)は、スーパーの総菜の容器や、ラーメン店の持ち帰り用容器の注文が特に伸び、昨年の売り上げは前年より増えたという。スーパーの総菜は今後もパック売りが主流になると見込んでいる。