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塩尻市片丘の別方遺跡 平安初期の竪穴住居発見 平出博物館が発掘調査

 塩尻市平出博物館が、片丘の「別方遺跡」で発掘調査を進めている。市道・君石野村線の歩道設置と拡幅工事に伴う調査で、これまでに同遺跡では確認されていなかった平安時代初期の竪穴住居跡2軒が見つかった。

 このほど職員ら12人が、住居跡を平面図に記録する作業や測量などをした。調査は昨年12月に始まり、東西に伸びる市道沿いの延長200メートル、幅7メートルの区間を対象とする。すでに南側半分は完了しており、現在は北側を掘り起こしている。
 見つかった住居跡2軒は集落の南端にあったとみられる。一部分が重なる形で、建てられた時期が異なるという。今回の調査では縄文時代前期の土器も見つかった。
 別方遺跡の発掘調査は初めて行われた。作業は本年度中に完了する見通し。博物館職員の牧野令さん(36)は「当時の周辺の土地利用や、他の遺跡との関係性が明らかになれば」と期待していた。

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