教育・子育て

筑北村出身の作曲家・横山克さんがふるさとの児童にエール

オンラインを通じ、子供たちに語り掛ける横山さん

 筑北村の筑北小学校(152人)で9日、村出身の作曲家・横山克さん(38)=東京都=によるオンライン講演会が開かれた。横山さんが、曲作りを始めるきっかけになった小学生の頃の経験や仕事の面白さを語り、児童たちへ「いろんな経験をして自分の好きなこと、面白いことを考えてみて。好きなことをやるにはあきらめない気持ちと努力が大事」とエールを送った。横山さんが作曲した同校の校歌「時」に込めた思いも紹介した。

 ビデオ会議システム「Zoom」を活用し、児童たちは各学級の教室で講演を聴いた。
 横山さんは、旧本城小、聖南中で学び、国立長野高専、国立音楽大学を卒業した。映画「弱虫ペダル」、NHK連続テレビ小説「わろてんか」など数多くのドラマや映画、アニメーションの楽曲を手掛けている。曲作りは、小学校4年の時、学校の図書館で見つけた本をきっかけに始めたといい「作曲が面白くて中学の頃は曲作りに没頭した」と振り返った。
 作曲家を志す前はピアニストを目指していたものの、小学生の時に参加したピアノコンクールで自分よりうまい人の姿を見て夢をあきらめたエピソードも紹介し「挫折を経験して、今の僕がある」と話した。
 最後は、児童たちが横山さんに質問を投げかけた。「1年に何曲くらい作りますか」との質問には「300~400曲」と答え、子供たちを驚かせた。4年の北條紀乃さん(10)は「うまくいかないことがあっても大丈夫なんだなと思えた。今習っているバドミントンをこれからも頑張りたい」と話していた。